高松エリアでは、これまで産学官連携のもと、希少糖(自然界に微量にしか存在しない単糖)の生産システムが確立されるとともに、希少糖の生理活性を明らかにする研究が進められてきました。一方、香川県や国等の施策を活用して糖鎖や複合糖質の構造・機能を明らかにするための研究も活発に行われてきました。
高松エリア事業では、これまでに得られた成果を生かした事業化の促進を目指しています。希少糖や糖質の機能を活用した機能性食品、スキンケア製品、診断薬、医薬品中間体等に係わる研究開発と事業化を集中的に行うことで、地域に集積する食品産業等へ展開し、今後の高齢化社会を見据えた健康バイオ産業の創出を図ります。